濱松うなぎ中川屋

【有名うなぎ店東京進出!】浜松で145年の歴史を持つ老舗うなぎ料理店『濱松うなぎ中川屋』

明治10年創業。浜松では知らない人はいないのではないか?!というほどの有名店。休日ともなれば、行列が出来る人気店なのです。その静岡浜松の老舗うなぎ料理店『濱松うなぎ中川屋』の支店が2019年10月19日東京・西麻布にオープンしました。

中川屋の鰻

明治10年創業時から継ぎ足した伝統のタレを使用し、浜名湖直送の鰻を中心に国産の鰻のみで料理する。浜名湖の鰻が1年中美味しいわけではないので臨機応変、常に国産の美味しい鰻に拘って提供していると鰻への熱い思いを語って下さったのは4代目店主の村越武(むらこし たけし)氏。

「是非、東京の皆様にも中川屋の鰻を味わって頂きたい」と、浜松の本店は5代目の息子さんに任せ、念願だった東京に出店したという。

中川屋の鰻は関東風と関西風の間。焼く前に蒸す工程のある関東風と、蒸す工程の無い分焼く時間が長くなる関西風。関東風が柔らかめという表現を使うとすれば、関西風は固めという表現が良いかもしれない。

中川屋の鰻は蒸す工程を入れながら、焼き時間を長く取り、外は香ばしく中はジューシーに仕上げる。

西麻布店の店前では、少しだけ焼いている様子を除く事が出来ます。

おすすめは名物「うなぎとろろ茶漬け」

同店オリジナルの「うなぎとろろ茶漬け」5,900円(税別)は、村越氏自ら考案。試行錯誤しながら提供に至った逸品。

鰻とトロロ!!今まで味わった事の無い組み合わせです。

2段に重なった状態で提供され、下の段には鰻が!
食べ方があるという事で教えて頂きました。

おすすめの食べ方

1杯目

茶碗に鰻とご飯をよそって、山椒をお好みでかけ頂きます。この一杯目は是非、カツオと昆布で出汁をとった肝吸いと共に味わってほしいとの事。とにかくスタンダードに美味しさを感じられます。

2杯目

薬味のワサビとネギを加え、出汁を気持ち多めに注ぎ「うなぎ茶漬け」として頂きます。
昆布と鰹節でとった出汁は、足りなくなったらお代わりOKと良心的。

3 杯目

最後の食べ方は、名物「うなぎトロロ茶漬け」。薬味の入ったトロロを良くかき混ぜ、ご飯と鰻の上にかけます。そしてその上から出汁をこれまた多めに注ぎ頂きます。

残りの食べ方

3種類の食べ方を試した後は、また最初からやり直しても良し、一番好きだと思った食べ方で最後まで食べても良し!
私は3種類の他に、ご飯と鰻の上にトロロをかけ、出汁を注がないバージョンも試してみました。

どの食べ方をしても、全く違う味を楽しめ、結構ボリュームがありましすが、飽きる事なく最後まで美味しく頂く事が出来ました。

店主の考えた遊び御心満載なメニューを存分に楽しませて頂き大満足です。
是非、食べて頂きたい一品です。

木のぬくもり感じるモダンな店内

BGMにはジャズが流れ、全面ガラス張りで、陽の光がたっぷり入る明るい店内。

テーブル席と、4名個室に、7名入る個室の用意もあります。
接待、デート、ハレの日など、色々な用途で使えます。

テイクアウトメニュー有り

上うなぎ弁当 5,300円(税別)
うなぎ弁当 4,500円(税別)
上蒲焼き 4,500円(税別)
蒲焼き 3,700円(税別)

予約なしでも購入できますが、受け取るまでに時間がかかる場合もあるので、予約がおすすめです。

店詳細

東京都港区西麻布1-4-21 アートスクエア2F
03-5843-1833
▷▷中川屋公式サイト